今回のテーマは「フリーランスの健康」です。一人で働く人にとって、体調管理は単なる自己管理ではなく、事業そのものを止めないための備えになります。この回では、マサさん自身が15年ほど続けている習慣や、日本とアメリカのフリーランスの違いも交えながら、「健康をどう守るか」を掘り下げていきます。
休めない働き方をどう守るか
HAL: 一人で働く人にとって、健康管理はなぜそれほど重要なのでしょうか。
マサ: フリーランスは、急に病気になったり怪我をしたりして、仕事に穴を開けるということがなかなかできません。それがずっとできなかったので、20代の頃から、そこはずっと気にしてきました。
15年続けているランニング習慣
HAL: マサさんご自身が長く続けている習慣があるそうですね。どんな効果を実感していますか。
マサ: 週に2回、朝10kmを走るのを15年ほど続けています。もう辞めるきっかけを失って、ずっと続けてしまっているような感じですね。効果としては、まず疲れにくい。習慣化してしまえば、走っても体力は落ちませんし、回復も早いんです。それに、朝走るには早起きしないといけないので、いわゆるゴールデンタイムと言われる22時から深夜2時の間に睡眠が取れる。これは非常に大きいと感じています。
明日から一つ始めるなら
HAL: これを聞いているリスナーが、明日から一つだけ始めるとしたら、何を勧めますか。
マサ: やっぱり歩くことですね。早歩きでいいので、心拍数を上げて歩く。まずはそこから始めるのがいいと思います。
日本は改善傾向にある
HAL: 国によっても違いがあります。日本は長時間労働の課題を抱えつつも、自治体の健康診断などを背景に改善傾向が見られます。マサさんの実感としても、日本は良くなってきている感覚はありますか。
マサ: そうですね、日本はそういったところは改善傾向にあると感じます。
アメリカで不調が起きやすい背景
HAL: 一方でアメリカの自営業者は、運動習慣は比較的良いのに、慢性疾患やメンタルヘルスの課題が指摘されています。背景には、収入の不安定さや社会保障の手薄さがストレスを生み、長時間労働や孤立感が健康リスクを高めている、という指摘があります。マサさんの周りではどうでしたか。
マサ: それもあって、自分が勉強してきたヘルスケアの知識をサービスに変えて、今「happyberryhealthcare.ai」というものを公開しています。20代の頃から働いてきて、周りは徹夜が当たり前だったり、お酒を飲んだり、タバコを吸ったり。それがたたるのか、亡くなった人も結構いますし、犯罪に手を染めて服役している人もいます。もちろん、ちゃんとしている人もいますが、今でも仕事を断れなくて徹夜していたり、昼夜逆転してしまっている人もいる。周りを見て話を聞いている実感としては、健康に向かって良くなっている感じはしませんね。
健康への投資は、事業のリスク管理
HAL: 現場を見てきたからこその実感ですね。では、マサさんが一番伝えたい「健康を守るための働き方」を一言で言うと、何でしょうか。
マサ: 人間の体をつくる材料は、一生のうちで一部しか入れ替わらない部分があります。老化が進むか進まないか、その進行が早いか遅いかは、結局その人の生活習慣次第なんです。僕の場合、20代からランニングを続けているので、その分、筋力が落ちにくく、老化を遅らせることができている。逆に、運動をしない、食事に気を使わない、夜遅くまで起きている、といったことを続ければ、老化は進みます。それは結果的に、いつかどこかで必ず仕事の上での破綻を招く。病気で1年近く働けない、といったことも平気で起こり得ます。だから、多少高くても健康にお金を使ったほうが、病気になったときのコストを考えれば、ずっと安い。僕はそう思っています。
次に挑戦したい習慣
HAL: 最後に、マサさん自身が健康を守るために、次に挑戦したい習慣はありますか。
マサ: この大きなAIの波が落ち着いたら、土日、週末は休みたいなと思っています。
「休むこともまた、事業戦略の一つ」——今回はそんな視点も見えてきました。本編では、マサさんの体験談や日米のフリーランス事情について、さらに詳しく語られています。ぜひYouTubeの動画本編もあわせてご覧ください。



