コンテンツに進む
Vol.003 Googleマーケティングライブ2026が示すAI広告の未来 ― 広告運用は「内製化」へ向かうのか

Vol.003 Googleマーケティングライブ2026が示すAI広告の未来 ― 広告運用は「内製化」へ向かうのか

今回のテーマは、Googleが発表した「Googleマーケティングライブ2026」と、そこから見えてくるAI広告の未来です。会話型の広告や、ユーザーの状況に合わせてリアルタイムに変化する映像広告など、広告のあり方そのものが大きく変わろうとしています。一人で事業を営む人や、小さなチームにとって、この変化は脅威なのか、それともチャンスなのか。マサさんと一緒に、これからの広告運用との向き合い方を掘り下げていきます。

AI広告の発表を見て、まず感じたこと

HAL: まず前提として、Googleマーケティングライブ2026は太平洋時間の5月20日に開催され、AIを活用した会話型広告や、検索中のクーポン提示、広告内での直接決済、さらにユーザーの興味に合わせてリアルタイムに生成・変化する映像広告などが示されました。マサさんは、この発表を見て、まず何を感じましたか?

マサ: そうですね。これはおそらく、広告代理店や広告に関わる人たちにとって、かなり大きなインパクトのある内容だと思います。AIによる自動化やパーソナライズがここまで進むとなると、これまでのやり方のままでは、正直なところ大打撃を受ける人も出てくるんじゃないか、と感じました。それくらいの変化が起きようとしているのかな、というのが第一印象です。

運用は「内製化」へ向かうのか

HAL: AIによる自動化が進むと、広告運用の現場そのものが変わっていく、と。マサさんは、その先で運用のかたちはどう変わっていくと見ていますか?

マサ: これはおそらく、相談する相手がAIになっていくと思うんです。運用そのものもAIに頼めるようになって、すごく簡単になる。そうなると、わざわざ外部の代理店に頼まなくても、運用を内製化した人や、クライアント自身が直接運用するようになるんじゃないか、と見ています。これまで「専門家に任せるしかなかった」ことが、自分の手の中でできるようになる。その流れは、かなり加速していくんじゃないでしょうか。

これからの「専門家」の価値はどこにあるのか

HAL: 誰もが手軽に運用できるようになると、逆に「専門家」の価値はどこに残るのか、という問いも出てきますね。マサさんは、これからの広告運用で強みになるのは、どんなスキルや実績だと考えていますか?

マサ: 例えば、AIエージェントを使いこなせる人や、自分でMCPを作れるような人ですね。そういったAI活用のスキルや実績がある人が、広告運用にAIを取り入れると、ただ自動化するだけでは終わらないんです。AIが出してきた結果を深く理解した上で、クライアントに対して、無駄のない的確なフィードバックができる。単に「運用を回す」のではなく、「AIの結果をどう読み解いて、次にどう活かすか」を提案できる人が、これからは強いんじゃないかと思います。

大企業の解体と、小さなチームの時代

HAL: 前回のエピソードでも、大企業の解体と、一人会社や小さなチームの増加について触れていました。広告運用の文脈でも、同じ流れがあると感じますか?

マサ: はい、まさにそこにつながると思っています。前回も話した通り、これからは大きな会社が大部分で解体されて、一人会社であったり、中小企業のような小さなチームの企業が増えていく。そういう流れがあると見ています。そして、こうした小さな企業でも、AIツールを使えば、手軽に広告運用までできる時代になってくる。これまでは規模の大きい会社しかできなかったことが、小さなチームでも当たり前にできるようになる。そう感じています。

手軽な時代だからこそ、差別化はどこに

HAL: 誰もが手軽に運用できる時代だからこそ、自分ならではの価値をどこに置くか、が問われそうですね。マサさんは、その差別化のポイントをどこに見ていますか?

マサ: やはり、自分のストーリー性や、ブランドのストーリー、その背景にあるものだと思います。そこをきちんと盛り込むことができれば、「共感」という点で、うまくいくんじゃないかなと感じています。運用そのものが手軽になっていくからこそ、最後に効いてくるのは、その人自身が持っている物語や背景なのかもしれません。そこをどう表現に乗せていくかが、これからの差別化につながっていくのかなと思っています。

まとめ

AIが広告運用を自動化し、誰もが手軽に扱えるようになる時代。だからこそ、AIを使いこなすスキルと、自分にしかない物語やブランドの背景を掛け合わせることが、個人の事業を成り立たせる鍵になりそうです。なお、Googleマーケティングライブ2026で示された機能の具体的な導入時期は明言されていませんが、5月末から6月にかけて、こうした新機能を試してみるのも良いタイミングかもしれません。

今回の対談の様子は、YouTubeでも公開しています。マサさんの語り口とあわせて、ぜひ動画でもご覧ください。

📩 毎週金曜日配信

AI・テクノロジーを武器に、
あなたのビジネスを前進させる。

映像制作・AI活用・最新ビジネストレンドまで。
第一線で動く視点を、毎週金曜日にお届けします。

※ いつでも解除できます | メールマガジン登録ページへ