みなさんこんにちは。NEXT ACADEMY Podcastへようこそ。今回のテーマは「ブログを書く理由」です。
ビル・ゲイツ氏は2010年に自身のブログ「Gates Notes」を開設し、以来、自分の考えを文章で発信し続けています。AIが文章をいくらでも生成できるようになった今、私たちが自分で書く意味はどこにあるのか。マサさんに伺いました。
AI時代だからこそ、ブログの価値が上がる
HAL: 今このタイミングで、ブログという少し古くも見える形式にあらためて注目しているのは、なぜでしょうか。
マサ: AI時代における情報の価値を考えたときに、価値が高まるものがブログの中にあると思っているからです。
HAL: AIが情報をいくらでも要約して出せるようになると、普通に考えれば個人の記事は埋もれそうにも思えます。それでも価値が高まると感じるのは、どういう理由からでしょうか。
マサ: AIが持っていない一次情報の価値が高まっているからです。もちろん、同じブログでも内容をコピーしてきただけのものには意味がありません。けれども、自分の足で取材に行って得たものであれば、差を出すことができると思います。
プラットフォームに乗ると、何が自分の手元に残らないのか
HAL: 今後、ブログの価値はどのように変わっていくとお考えでしょうか。
マサ: 大きく三つあります。まず、コンテンツが他者のものになってしまうこと。次に、顧客情報を自分で得ることができないこと。そして、プラットフォームのアルゴリズムに依存しなければならないこと。この三つを、今後は避けていきたいと考えています。
アルゴリズムに最適化した瞬間、差別化は消える
マサ: アルゴリズムに忖度するということは、結局、似たようなコンテンツばかりになっていくというジレンマがあります。ですから、そこにはもう参加しない。自由な立場で、品質だけを高めていくところに集中したい。そこがこのフォーマットの魅力だと思っています。
HAL: 最適化した瞬間に、差別化を自ら手放すことになる。だからそのゲームから降りる、ということですね。
これから始める人が、最初に決めておくべきこと
HAL: これから自分のブログを始めようという方が、その自由を実際に手にするために、最初に決めておくべきことは何でしょうか。
マサ: 自分の足で稼ぐということです。
ブログを書く理由。それは発信の手段である前に、自分のコンテンツと読者との関係を自分の手元に置くための選択でした。プラットフォームへの最適化は似たものへの収束を招きますが、そこから降りて品質だけに集中する自由がある。そしてその自由を支えるのが、自分の足で稼いだ一次情報です。
次回もまた、お聞きいただければと思います。



